オラプレックス シャンプーの違いを比較！髪質・悩み別おすすめの選び方ガイド！

オラプレックスシャンプーって何が違うの？基本をおさらい

オラプレックスの魅力とは？

オラプレックスは、アメリカ発のサロン専売ヘアケアブランドとして世界中のプロフェッショナルから絶大な支持を集めています。その最大の特徴は「ボンドサイエンステクノロジー」と呼ばれる独自技術。これは髪内部の「ジスルフィド結合」を修復し、ダメージヘアを内側から補修する革新的な方法です。ブリーチやカラー、熱ダメージによって壊れた髪の構造を科学的に修復するため、使えば使うほど髪質が整い、ツヤとハリを実感できます。

また、オラプレックスは全製品において「硫酸塩フリー」「パラベンフリー」「動物実験なし」など、肌や環境へのやさしさにもこだわっています。プロ仕様でありながら、自宅で手軽に使えるというのも人気の理由のひとつ。髪質改善を目指すすべての人におすすめできるブランドです。

シャンプーの種類は主に3つ

オラプレックスのシャンプーは、現在大きく分けて3種類あります。まず、万能タイプの「No.4 ボンドメンテナンスシャンプー」。次に、カラー後の黄ばみを抑える「No.4P トーニングシャンプー」。そして、ディープクレンジングに特化した「No.4C クラリファイングシャンプー」です。それぞれの目的や髪質に合わせて使い分けることで、より効果的なヘアケアが可能になります。

共通する成分と安全性

3種類すべてに共通して配合されているのが「ジマレイン酸ビスアミノプロピルジグリコール」という成分。この成分は、髪内部の結合を補修してダメージを根本からケアする働きがあります。また、全製品において界面活性剤はアミノ酸系、添加物も極力カットしており、敏感肌の方でも使いやすい処方になっています。

どれもサロン品質のクオリティ

オラプレックスのシャンプーは、どれを選んでもサロン級のクオリティを実感できます。泡立ち、洗浄力、香り、仕上がり感すべてが上質で、髪の内外からしっかりと整えてくれるのが魅力です。自宅にいながらサロン帰りのような手触りを再現できるのは、多くのユーザーから支持される大きな理由です。

選び方で仕上がりに差が出る理由

「どれを使っても良さそう」と思うかもしれませんが、それぞれ目的が異なるため、髪質や悩みによって最適なシャンプーは変わります。たとえば、ダメージケアに集中したい人と、カラーをきれいに保ちたい人では必要なアプローチが異なります。自分の髪の状態をよく知り、それに合った製品を選ぶことが美髪への第一歩なのです。

No.4 ボンドメンテナンスシャンプー｜ダメージケアに最適な万能タイプ

特徴と使い方のポイント

No.4 ボンドメンテナンスシャンプーは、毎日使えるダメージケア用のアミノ酸系シャンプーです。主な特徴は、髪と頭皮を同時にやさしく洗いながら補修すること。ココナッツ由来のアミノ酸系界面活性剤を使用しているため、洗浄力はマイルドでありながら、しっかりと汚れを落としてくれます。しかも、13種類の植物エキスが頭皮環境を整え、健やかな髪の成長をサポートしてくれるのも魅力です。

使用方法は、まず予洗いでしっかりと髪を湿らせ、適量を手に取って水と混ぜながら泡立てます。その泡を髪と頭皮になじませ、優しくマッサージするように洗うのがコツ。仕上げに同シリーズのNo.5コンディショナーを使うことで、補修効果がさらに高まります。

主成分と頭皮ケア効果

No.4に含まれる「プセウドジマエピコラ／チャ種子油発酵エキス液」や「アルガニアスピノサ核油発酵エキス液」は、発酵技術によって高い浸透力と保湿力を持つ成分。髪にツヤと柔らかさを与えつつ、頭皮の皮脂バランスも整えてくれるため、ベタつきやかゆみの防止にも役立ちます。

毎日使いたい方におすすめの理由

No.4は「毎日使える高機能シャンプー」を探している方にぴったりです。硫酸塩やパラベンなど刺激の強い成分が入っていないため、繰り返しの使用でも髪や頭皮を傷めることがありません。むしろ、使い続けることで髪の内部からハリ・コシが戻ってくるのを実感できるはずです。

向いている髪質と悩み

特におすすめなのは、ダメージが気になる方や、髪が細くなってきたエイジング毛の方。また、毎日ストレートアイロンやドライヤーを使っている方にも効果的です。軽めの仕上がりで、根元がペタンとしにくいのも嬉しいポイントです。

コンディショナーやマスクとの相性

No.4は、No.5コンディショナーやNo.8モイスチャーマスクと一緒に使うことで、保湿・補修の相乗効果が期待できます。さらにダメージが気になる方は、週に1〜2回No.3のヘアパーフェクターを追加すると、髪の強度が格段にアップします。

No.4P トーニングシャンプー｜色味補正も叶えるパープルケア

パープルシャンプーの仕組み

No.4P トーニングシャンプーは、オラプレックスの中でも特にカラーケアに特化したアイテムです。紫色の色素を含んだ「パープルシャンプー」は、黄色味を中和することでヘアカラーの色持ちをキープするのに効果的です。これは、色の補色関係を利用したもので、紫色の色素がブリーチ後に出やすい黄ばみを抑えてくれるという仕組み。特にハイトーンやグレイヘア、白髪染めの方にとっては欠かせないケアアイテムとなっています。

No.4Pはこの色素がとても濃く配合されているため、短時間の使用でも効果を実感しやすく、放置時間を調整することで仕上がりの色味をコントロールできます。

カラー持ちアップのコツ

カラーの退色を防ぐためには、髪をできるだけ優しく扱うことが大切です。No.4Pは、オラプレックスならではのダメージ補修成分「ジマレイン酸ビスアミノプロピルジグリコール」を配合しているため、色味のケアと同時に髪の内側からの補修も行える点が大きな魅力。カラー直後に使用することで、色落ちを緩やかにし、美しい色合いを長持ちさせることができます。

また、カラー直後の数日は他のシャンプーで洗い、その後に週1〜2回の頻度でNo.4Pを使用すると、色素の入りすぎや乾燥を防ぎながら美しく保てます。

放置時間と使用頻度の目安

No.4Pは使用量や放置時間によって色味の調整が可能です。黄色味が気になるときは、1〜3分ほど髪になじませてから洗い流すのが基本。さらにしっかりと黄ばみを抑えたい場合は、最大5分まで放置すると効果的です。ただし、過度に使用すると髪に紫が残りやすくなるため、使いすぎには注意しましょう。

使用頻度の目安は、週に1〜2回。普段はNo.4など他のマイルドなシャンプーと使い分けると、髪への負担を減らしながらカラーケアが行えます。

白髪・ハイトーン・グレイヘアに効果的

No.4Pは特に、以下のような髪色の方におすすめです：

• ブリーチしてハイトーンにしている方

• ハイライトやインナーカラーを入れている方

• 白髪染め後の黄ばみが気になる方

• グレイヘアを上品に見せたい方

これらの髪色は、時間とともに黄ばみが目立ってきますが、No.4Pを定期的に使用することでクリアな印象を保つことができます。まさに「色味を美しく維持したい人」のための1本です。

色素による注意点と対処法

No.4Pには非常に濃い紫色の色素が含まれているため、使い方には少し注意が必要です。まず、手や爪に色が残ることがあるため、手袋の使用を推奨します。特にネイルをしている方や手荒れが気になる方は、事前に保護対策をしておくと安心です。

また、洗い流しが不十分だと浴室に色素が残る場合があるので、使い終わった後はすぐにシャワーで床や壁を流しましょう。色素は一時的なものであり、正しい使い方をすれば問題ありませんが、ちょっとした注意で安心して使えるアイテムです。

No.4C クラリファイングシャンプー｜汚れもミネラルも落とすディープクレンジング

クラリファイングってどう違う？

クラリファイングシャンプーとは、一般的なシャンプーでは落としきれない「スタイリング剤の残留物」や「水道水に含まれるミネラル（カルシウム・マグネシウム）」、さらに「空気中の汚染物質」までもしっかりと除去してくれる、いわば“毛髪と頭皮のリセット”用シャンプーです。No.4Cはこのクラリファイング効果を持ちながらも、オラプレックスならではの補修成分をしっかりと配合しており、「洗浄力」と「ダメージケア」を両立させているのが最大の特徴です。

髪が重たく感じる、スタイリングがうまくいかない、トリートメントの効果が感じられない…そんなときに使うと、髪の芯からすっきり軽くなる感覚を実感できます。

スタイリング剤の蓄積が気になる方へ

日々ワックスやスプレー、ヘアミルクなどを使っている方は、知らず知らずのうちに髪と頭皮に成分が蓄積しています。それが原因で、ベタつきやニオイ、かゆみが出ることもあります。No.4Cは、アミノ酸由来の洗浄成分で、そうしたスタイリング剤の残留物をしっかり落とし、地肌も毛髪もリセット。洗い上がりはさっぱりとしていて、次に使うトリートメントの浸透力を高めてくれます。

また、汗や皮脂の分泌が増える季節にもぴったり。特に梅雨や夏は、1週間に1〜2回の使用を取り入れると、頭皮トラブルの予防にもつながります。

使用頻度の目安と注意点

クラリファイングシャンプーは、強力な洗浄力がある反面、頻繁に使いすぎると髪に必要な油分まで落としてしまう可能性があります。そのため、No.4Cは週に1〜2回の使用がベスト。特に、スタイリング剤を多用する日や、温泉・プールに入った日など「髪に負担がかかりやすいタイミング」に使用すると効果的です。

日常的にはNo.4などのマイルドなシャンプーを使い、週に1回No.4Cを取り入れることで、理想的なバランスが取れたヘアケアが実現します。

毛髪と頭皮が軽くなる仕上がり感

実際に使ってみると、No.4Cの洗い上がりは非常にさっぱりとしています。それでいて髪がきしみにくく、ふんわりと軽やかな質感に仕上がるのが大きな特徴です。これは、オラプレックスの補修成分「ジマレイン酸ビスアミノプロピルジグリコール」に加え、14種類のアミノ酸が髪をしっかり保護し、潤いを保ってくれているからこそ。

洗浄と同時に髪の内側の構造を整えてくれるので、単なる「汚れ落とし用シャンプー」とは一線を画した存在です。

トリートメントの入りが良くなる理由

No.4Cを使った後は、髪表面のバリアが取り除かれた状態になっており、トリートメントがぐんぐん染み込む状態になります。これは、まるで美容液前にブースターを使うような感覚。特に、No.5コンディショナーやNo.8マスクと併用すると、保湿効果が格段にアップし、いつも以上のしっとり感やツヤが得られます。

毛髪をすっぴん状態に戻すことで、本来のトリートメントの力を最大限に引き出せるのがNo.4Cの真骨頂。髪の“調子が悪い”と感じたときに使ってみると、その違いを実感できるはずです。

【比較表付き】髪質・悩み別おすすめ早見表と選び方

ダメージ毛・カラー毛・頭皮ベタつき、あなたに合うのは？

オラプレックスの3種のシャンプーはそれぞれに明確な役割があり、自分の髪の状態や悩みに合わせて選ぶことで、最も効果的なケアができます。以下の表は、髪質や悩みに応じたおすすめシャンプーをまとめた早見表です。

どれを選ぶか迷ったら、まずは自分の髪の「優先したいケアポイント」を整理してみましょう。

こんな人はこれを選べ！タイプ別診断

• カラーとダメージ両方気になる方 → No.4とNo.4Pを交互に使う

• 髪がペタンとしやすい方 → No.4Cで定期的にリセットを

• とにかくダメージ補修をしたい方 → No.4をベースにNo.3やNo.8と併用

• 白髪をきれいに保ちたい方 → No.4Pで上品なグレイヘアを維持

• スタイリング剤をよく使う方 → 週1回No.4Cで髪の大掃除を

このように、シャンプーを組み合わせて使うことで、1本だけに頼らない効率的なケアが可能になります。

同時使用はできる？注意点とおすすめ順

もちろん、オラプレックスのシャンプーは同時にライン使いできます。ただし、毎日すべてを使う必要はなく、用途によって使い分けるのがポイントです。例えば、週5日はNo.4、週1回はNo.4C、週1回はNo.4P、といったサイクルが理想的です。

順番としては「No.4C → No.4 or No.4P → No.5 or No.8」という流れで使うと、クレンジングから補修・保湿までの流れがスムーズです。

シャンプーのコスパを比較

すべてのシャンプーは250mLで税込3,080円、1,000mLで10,780円と、価格帯は統一されています。一見高価に見えますが、少量でも高い効果が得られるためコストパフォーマンスは悪くありません。

特に、No.4は毎日使うベースシャンプーとして、No.4PとNo.4Cは週1〜2回のスペシャルケアとして使えば、1本でかなりの期間持つという声も多く、サロンケアの代わりと考えれば十分に元が取れるアイテムです。

サロン級ケアを実現する併用アイテム紹介

オラプレックスのシャンプーは、他のアイテムと併用することでさらに力を発揮します。以下は、組み合わせでおすすめの使用順と目的別の効果です：

このように、シャンプーだけでなくシリーズ全体での使い方を意識することで、ダメージケア効果を最大限に引き出すことができます。

オラプレックス シャンプーの違いを比較についてまとめ

オラプレックスの3つのシャンプーは、それぞれに明確な役割があり、自分の髪の状態や悩みに合わせて使い分けることで、理想の髪質へと近づけます。毎日使える「No.4」、黄ばみケアに特化した「No.4P」、汚れやミネラルを徹底的に除去する「No.4C」。どれも髪と頭皮に優しく、高い補修力を持つ点は共通しており、あなたの髪に合った使い方を見つけることが美髪への近道です。

単品使いだけでなく、組み合わせて使うことでさらに効果がアップするのもオラプレックスの魅力。まずはあなたの髪の悩みに一番近いものからスタートしてみてはいかがでしょうか。